*迷ったら ユニスに任せろ お父さん
職場から自宅へ帰る道。点字ブロックを一つ踏み間違えたか、「なんで、今日にかぎり真っ直ぐ行くんや」と、ユニスを諭しながら、もと来た道へ戻りかける。それでもやっぱりおかしい。幾度か行きつ戻りつする内、ユニスは自分の意思をもって動き出す。
私は「なんでこんな所で迷ってしまったか」と混乱状態になっている。どうせ毎日のように通る道。こうなったらユニスに任せておくか、とハーネスに引かれて行くと、電車の走る音が聞こえてきた。やれやれ!方向が分かった。
それにしても、歩いている中で空白の時間というものがあるものだ。白杖を使って歩いていたら、こんなことはないかもしれない。ドライバーでも慣れている所ではこれに似たことがあるのかもしれないなあ。
*偽物は(にせものは) 食品よりも 公約や
年金問題は老後の生活を支える重要課題。なのに、福田首相や舛添厚労省の吐き出す言葉のなんと軽くそして責任感のない発言か。なさけなくも、思わず「こんなものか」と、苦笑いさえ出てしまう。国民はもっと真剣に怒らねばならない。
*お役人 以前はお上 今お下
かつては、「お宅のご主人は堅い所にお勤めでうらやましいは」 「そんな、給与は安いし頑固で融通性がなくて困りますよ」と井戸端会議で出たものである。だがしかし、今ならどうだろう。民のために献身的に仕事をする公務員とは到底思えぬ風潮が世間には広がっている。「お宅でも何か甘いお話なんかあるんですか?」 「いいえ、そんな物はないと思いますけど、言わないから分かりませんよね」とでもなろうか。こんな冗談話ですませられる問題ではない。
*上り下り(のぼりおり) 手すりに手が
行く年となる
今までなら、とんとんとんと、走らんばかりに乗り降りしていた階段やステップ。
今は「よいしょ!」と1段ずつ確認して移動することが多くなる。年には勝てん!
*親指は パチンコだけじゃ ないんだね
携帯にひたすらメールを書き込む姿を見かける。その手際の良さと「あの熱心さを他に生かせないものか」と。それにしても早く打てるものだとやっかみ半分で感じていたが、あれを人差し指でなく、親指で打っているとは知らなかった。息子の嫁さんに聞いて初めて分かった。手動式パチンコの時代は親指の技術だった。
*失敗を どう受け止める その器
職場で消化器を間違って室内で噴出させる事件がおきた。この事態に周りの反応様々である。もし現場に立ち会っていたら、さて私ならどう反応したか?それにしても、当のご本人が「ちょっと早い目の大掃除になって良かったと言っておられる人もありますしね」とは、ちょっと考えさせられる。
posted by よろてん at 21:47| 京都 ☀|
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川柳
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