「江戸っ子さん」の書き込みに関連して書いてみます。
コメント:犬はもともと自動車が危険なものだと認識していない。また、犬は危険だと感じたとしてもどれだけ危険なのか分からないし、主人の傍を離れないように訓練されているのでは?
盲導犬の場合、訓練の一つの項目として、「不服従」というのを取り入れています。
これは、ご主人のユーザーの指示であっても危険を察したら、あえて、その指示に従わずに止まったり移動したりすることです。
しかし、現実にこの学習がきちんとできているかどうか?
近い将来、環境に優しいハイブレッドカーなどが台数を増して走るようになると、今までは、車のエンジン音を聞いて車の動向を確認し、横断歩道を渡たったり、走行してくる車を避けるようにしていた一人歩きの視覚障害者にとっては、音もなく近づいて来る車は恐怖の存在にすらなります。
本来であれば、こうした危険を回避するためにも、不服従のできる盲導犬が傍にいてくれたら心強いことでしょう。
盲導犬のトレーニングとして、この不服従を何処まで学習させていけるのか?気になるところです。
コメント: 重要な事は、白い杖を持つ人や盲導犬を認識したときに運転手は、どうすべきか? 法律的な裏づけとして、そのような学習を行っていないからだ。
車の運転免許の教育の中でも「白杖や盲導犬を見かけたら」という学習が行われているはずですが、私の傍を徐行もせずに走り去る車はありますね。
「なんでこんなに小さくなって遠慮して歩かんなんねん」と、特に雨の日など泥を跳ねてスピードも緩めずに通り過ぎるドライバーにはぼやきたくなります。
また、自転車の横暴ぶりにも困ったものです。ハーネスを持たない方のフリーハンドになっている右手にハンドルがビシリと当たって来ることがあります。そんなとき、思わずたしなめる声を出したくもなりますが、今日そんなルール違反をするやつに下手なことは言えません。
とにかく免許更新の際には教育を徹底してもらうとか、自転車乗車のルール違反に対する罰則規定くらいつけていくようにしないと、行動の自由を制限されている「行動面」での社会的弱者と言われる人達はますます暮らし難い世の中になってきますね。
白杖や盲導犬のハーネスがドライバーからは、どれほど確認できるものなのでしょうね。視覚障害者の中には「できるだけドライバーからも目につきやすい派手な色の上着などを着るようにしている」という人もいます。
安全な歩行を確保していく為にも考え合っていきたい課題です。
まず、教習時に障害者への配慮を学習した覚えがありません。(ずいぶん昔のことなので忘れているのかもしれませんが、更新の際に教育を受けた覚えもありません。)
でも、歩行者優先の教育は受けました。
でも今は車優先の時代ですね。自分が車を運転するたびに他の運転者のマナーの悪さに腹を立てている次第です。
ピンクと散歩中には後ろの坂からすごい勢いで追い越す自転車にビックリしてこけそうになったこともあります。
社会がギスギスとしていて、自分本位にしか物事を考えられない世の中。
生きにくい世の中になりましたね。
どうぞ、外に出られるときには気をつけてくださいね。