するためのアイバンクへの登録が
減っているそうです。
我々の会でも’80年前半に
角膜移植や献体について、研修会
などももって「我が身に
引き寄せて」問題を考え合った
ものでした。
当時でも角膜移植の多くは
セイロン(スリランカ)から輸入
されていると聞いて経済大国を
標榜する我が国の貧困さを感じた
ものでした。
角膜は、眼球の一番前に
位置している直径11.5mm〜12mm
の透明な膜で、これが病気や
怪我によって混濁し光を通す
ことができなくなり、視力が低下
するものです。
こうした角膜疾患による患者に
対して、亡くなられた人から
提供された透明な角膜を移植
することによって、視力を
回復することができるのです。
我々の会にも、角膜疾患による
視覚障害者がおられました。
幸いにも移植手術を受けることが
できて、今までほとんど全盲
状態であった人が「夜空に広がる
満点の星を見て感激した!」と、
その喜びを我々にも伝えてくれた
ものでした。
現在、角膜疾患による視覚
障害者は3万5千人。この手術に
よる成功率は90パーセント以上
といわれており、角膜提供者さえ
あれば、視覚を回復する人が現に
多数存在しているという現実。
こうした実情をもっともっと世間
一般に広く伝えていかねば
ならないと思うのです。
我が国における献眼数は
’86年をピークに減り始め’04年は
882人(両眼とも提供できると
しても2倍)。移植は年間2500件
ほど、うち約1000件は米国など
からの輸入に頼っていそうです。
献眼をするのに特に年齢制限は
なく、近視や乱視の人でも、
コンタクトを使用している人でも
角膜さえ透明であれば誰でも
ご献眼できます。
献眼登録の申し込みは
インターネット上でもできます。
角膜は死後摘出されます。
登録カードを見た遺族から
申し出があれば医師が派遣される
ことになっています。
再び光を得ることのできる角膜。
個々人の生死感情などがあって
超えられない課題もありますが、
どうしてこんな数値に止まって
いるのはどうしてでしょうか?
トラバありがとうございました。
目に優しいフォントでいいですねぇ☆
日本ではやっぱり死は尊ぶもので、傷をつけるなんて…って観念が多いらしいですね。私は「提供派」ですが、そんな考えを守りたい気持も少しわかる気もします。
それより、過去記事ですが、「院内のお酒」の件!
酒好きの私としては大賛成です(笑)
外科系で入院している人にとっては、つらくてしょうがないですよね(爆)もちろん、病院側としても「一部だけ許すのは不公平だから」という理由の策なんでしょうが☆
初めまして、なのに長々とコメントしてすみません!
フォントも大きく見やすい目に優しいブログですね
これからも宜しくお願いします