東海道五十三次盲導犬ウォークリレーの初日は雨で開けた。
それでも前日までに参加申し込みをされた20数名の方全てが集まり、盲導犬と使用者4人とともに傘をさしていざ出発!
まず、やじきた像の前で東海道道中安全祈願。報道陣は出発地点である三条大橋を渡る我々を撮ろうとずらりカメラを並べて今や遅しと待ちかまえる。
今日のために急いで製作してもらった京都ハーネスの会の名前入りTシャツも傘の下ではカメラにどのように取り込んでもらえたか?左胸の所に会の名前と盲導犬3頭が並ぶ絵柄と右腕にも盲導犬のワンポイントが入っているレモン色の半袖のTシャツ。10数名がそれぞれの配色で長袖の上に重ね着。
各班に盲導犬使用者を配して4班に分けて最初のころは水たまりを避けつつ東へ 向かう。啓発用のチラシも傘を持つ手には渡しづらくなかなか配布も容易ではない。
その内、雨も上がり、うっすら薄日まで覗く。一般参加の人たちに盲導犬使用者の傍らに来てもらってサポート体験をしてもらう。
犬は左側を歩くのでサポートする場合は使用者の右側に来て、足元は盲導犬がしっかり確保するので看板や木の枝など顔の高さにある障害物があれば教えて欲しいこと。狭い場所では使用者はハーネスのハンドルを手から離してリードだけを持ち誘導者の腕を持って半歩後ろから着いていく、というようなことを実践した。
京都ハーネスの会の横断幕も町中ではあまり高く示せなかったが雨上がりのときは参加した女子大生二人に持ってもらって車道を走る運転手らに目に留まるようにした。
ほとんど落伍する者もなく中間地点の山科に到着。
1時間ほどの昼食休みを終えて、外へ出ると雨足は強くなっている。天気予報の80%は残念ながら当たっている。
犬にはレイコートを着せている。私の持った傘は何処か穴が空いているのかぽたぽたと頭の上に水滴が落ちてくる。こんな状態でどれほど歩かねばならないものかと思いつつ数百メートル歩いたところで、伴走車が駐車場で我々を待っていてくれた。
ぐっしょり濡れてしまった犬たち。この雨の中をこれ以上歩かせるのは健康上も心配。
4頭の犬みんな車に乗せてもらい、我々は引き続き歩くことにする。
4人の盲導犬使用者はそれぞれ誘導者と一緒に歩き続ける。私も大きな傘を買ってサポートのTさんと歩き出す。一部下見のときとはちょっとちがうぞ!と思わせるルートを先頭を行くものについて足元滑らぬよう気を使いながら歩を進める。
逢坂関で午後の途中休憩。盲導犬たちも車から降ろしてもらって、喜びいさんでそれぞれの使用者の所へ駆け寄る。集合写真を撮って、さあ最後のひとがんばり!
盲導犬を伴って大津までの下り坂を歩き出す。車道を挟んで向こうの方からテレビ取材のカメラが着いて来る。76歳をトップに盲導犬使用者は全て男性で60歳以上。下見のときよりは多少時間を取るのではないかと予測していたがみんなの足は衰えることなく順調に大津の町へ入る。
滋賀県庁前には次のコースを歩く盲導犬使用者とサポーターの他、県の職員を多く出迎えてくれて拍手の中をゴールイン!
12km歩いた割にはさほど疲れたという実感はない。それよりも、引き続き開催された30分以上の伝達式、立ち続けていなければならなかったことの方がちと辛かった。
あいにくの天候であったが、ほとんどの人が最期まで歩き続けた。足はそれなりに重くなったかもしれないが心は爽やかに軽やかな気分で散会した。
2009年10月10日
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