2009年09月14日

盲導犬と京都から大津までを歩く

 全国盲導犬使用者の会の15周年記念として10月初旬に東海道五十三次を盲導犬と使用者・協力者でリレーして歩くという企画がある。
 我々京都ハーネスの会では、そのスタート第一区間を担当してあるくことにした。
 京都から山科までは車道に沿って比較的歩きやすい歩道もあって良いのだが、四宮を超えた当たりから車とは別の道を歩かねばならないということでJさんに予めそのルートを確認してもらい、私も数日前に実際に歩いてみた。
 そうした下準備をした上で昨日はハーネスの会のメンバーを中心に下見に出かけた。
 天気は上々、盲導犬3頭と参加者24名、盲導犬訓練センターの職員2名が伴走車を適宜、待機させながらの協力参加。 「京都ハーネスの会」と大きく染め抜き「京都在住盲導犬使用者とともに歩む市民の会」というフルネームを書き、「盲導犬には愛の眼差しを!使用者には声かけを!」というキャッチフレーズを書き入れた幅3メートルほどの横断幕を掲げ、「盲導犬と視覚障害者に理解を」の願いをこめたチラシを町行く人に配布しながら歩き始めた。
 私のサポート役をしてくれたHさんは京都のことについてよく知っていて三条通りを東に向かう道々、目につくものの説明をしてもらいながら歩くのはなかなか楽しいものである。ただ、九条山の上り坂の道では上からスピードを落とさないで向かって来る自転車族にしばしば足を止めざるを得ないこともあった。
 日差しを避けることもあって道路の南側を歩いていたのだが途中から車道を渡って北側の歩道を歩くことにする。
 こうなると盲導犬本来の左側側面に沿って歩くというパターンが成立してユニスも快調に足を運びやや下り坂のこともあって2時間で山科に到着。
 数名の方は午前中で帰られたがほとんどの参加者は大津へ向け午後出発。
 ここからはユニスも二度目の歩きとなる。「またここを歩くのか」と思っているのではないかと感じさせるゆっくりとした足取りで歩き出す。
 日ざしはあるが真夏のものではなく、ときに背中や首筋を撫でて通る風邪は冷ややかなくらいで何とも気持ちが良い。
 道ばたの風景も回りの人の感性でいろいろ伝えてもらうが、それぞれの見方が違って同じ道を二度目に歩いていても違った発見のできる一時となる。
 蝉丸神社や逢坂関にも立ち寄る。一緒に参加していた小学六年の男の子に「標識に書いてあること読んでくれる」と頼む。なかなか難しい文字が沢山並んでいるようで傍にいる人の助けを借りてそれでも最後まで読み上げる。
 12km程度の道のり、参加者それぞれに楽しみながら後半の2時間を歩き終えて、午後3時半には滋賀県庁前に到着。
 伴走車に乗った人もあるが、20名近い人が最期まで歩き通し無事に下見を終えることができる。
 このうえは本番当日のお天気の良いことを願うばかりである。
 14日・京都新聞に「盲導犬五十三次リレー」ということで掲載された。
posted by よろてん at 21:13| 京都 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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