2009年01月08日
ユニスとの5回目のお正月
盲導犬ユニスが我が家へ来てから5回目のお正月。
すっかり家族の一員となっている。私が2階の書斎にいるときはどさりと寝転がりひなたぼっこを楽しんでいる。
昼前、下からインターフォンを通して「お昼ですよ」と家人の声がして、私がパソコンを閉じ、修了の音楽が流れると同時にむくりと起きあがる。この条件反射は面白いくらいである。
私でもちょっと手すりに手をやった方が安全かな、と思う急な階段を30kg以上あるユニスは今のところ自由に昇降している。
* お散歩は 今年も牛歩 ユニスくん
よそへ出かける時は足取りは軽いが、朝の散歩は私の義理のために歩いているようなゆるやかさである、少なくとも盲導犬よりは前に出て歩かないように気をつけているが、ときには傍から見ていると、見えない人が盲導犬を連れて歩いていると思われる場面もあるかもしれない。
それでも、昨年の晩夏。私の足の状態があまり思わしくない時期があったとき。散歩道にしているルートの中に、石段を幾つか上り下りする箇所がある。広い所から狭くなった場所へ入って階段を下りるので、いつもは特に指示を出さずにユニスに任せてハーネスの動くままに着いていっている。この ユーザーとして盲導犬の歩くままにしているというのは良いことではないのかもしれない。
ユニスの足はやや迂回して階段のないスロープになっている横道へ入っていった。そんな日が2週間は続いただろうか。このときユニスは、「お父さん、足の運びがいつもとはおぼつかなそうなので回ってやろう」とエスコートしてくれたように思えたくらいである。
朝夕のドッグフードの食事の後は袋を付けて排便をする。生き物である以上、時にはすんなり出てくれないときもある。それでも、このタイミングのときはしなければならない、と人間であれば「うんうん」と気張るのと同じように、声を出してがんばる。結果、出ないときは「駄目だった!」と申し訳なさそうに戻って来る。「もう一度がんばってこい!」と尻を叩いてやると排便所へ戻っていくが、
それでも駄目なときは「もう出ないよう!」と私の足に尻をぶつけて来る。
ユニスの方では、我々の会話をよく聞き分けて反応していることが分かる。一報、我々の方ではユニスが何か訴えようとすると「しっこか、ご飯はまだやで」など、決まった要求と結論づけてしまっていることが多い。
ユニスとしては、そうではなくて何か話したいことや時には何処か痛かったりすることもあるのかもしれない.家族の一員となっているからこそ、こうしたとき、こちらの力不足ともどかしさを感じてしまう。
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