ユニスが頭を横に気ぜわしく振り出すと「ああ耳が汚れているのでは」と気づく。
数日前にシャンプーをしたがその後の耳掃除が十分で無かったこともあろうかと、獣医へ出かける。
さほど込んでいるわけではないが何かしら随分長く待たされる。
近頃は大病院へいっても一応の予約の時間があってそうそう長くは待たされない。
いつも感じるのだが、こうして長く待たす側の者はお客である待っている側のことをどのように考えているのだろうか?ある程度予約制にして、その治療の内容の予測からだいたいの時間分けをすれば、1時間近くも待たされることはなかろう。
治療する側とされる側で一方的に力関係を作ってしまっている。
仕事をしている者であれば1時間というのは大きな損失である。
そこへ、治療代というのが馬鹿高い。
自由診療であるから客は選ぶ自由があると言われるかもしれないが、だいたいの相場は業界で作っているのだろう。
ほんの10分もかかるかかからぬ耳の治療と診察台で3療を営む人が、1時間手を動きとおして汗をかいた治療費と代わらぬくらいする。
加えて、薬代が「なぜ!」と思うくらい高い。噂によれば、ある薬などは原価の10倍ほどで手渡していると聴く。
盲導犬に対しては獣医によって対応も様々である。ユニスの場合は一応半額にしてもらっている。とはいえ、その額でも十分懐には答える。
昨今のように経済的弱者が増えてくれば治療してやりたいと思っても獣医に安易にかかれぬ飼い主が増えるのではなかろうか?盲導犬もしかりである。
我々京都ハーネスの会では安心して盲導犬と一緒に生活がしていけるように行政に働きかけて医療費の助成などを求める活動もしていきたいと考えている。
1日の生活費にも困っている人が増えつつある中で、その日当よりも高い治療費を支払って犬猫を飼っている人。
何処か何かちょっと違うのじゃないか。
2008年07月30日
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